なぜ漏れた不正アクセス・情報漏えいの原因と再発防止

株式会社サトー / 海外グループ会社のクラウドサービス(Oracle E-Business Suite)

サトーの海外グループ会社、Oracle EBS のゼロデイ悪用で取引先情報が流出したおそれ

最終更新 2026-10-11

概要(公表された事実)

公表主体株式会社サトー
業種製造業
経緯
第1報: 2025-11-10
件数非公表
件数は非公表。シンガポール・マレーシア・欧州のグループ会社の社員・取引先関係者が対象
漏えいした情報氏名、メールアドレス、住所、電話番号、受発注・出荷・配送情報、売掛金・買掛金情報
含まれない情報パスワード、製品ファームウェアの詳細
報告先現地データ保護当局

分類

侵入経路ゼロデイ
クラウドサービスを管理するサービスプロバイダーの環境で Oracle E-Business Suite のゼロデイ脆弱性(CVE-2025-61882)が悪用された。攻撃準備は2025年7月初旬、初回侵入は同年8月
MFA不明
委託先・SaaS 経由はい
原因の公表度公表あり
判定回避が難しい条件に該当
根拠: 侵害時点でパッチが無かった(判定ルール)

根拠となる公表文の記載

「Oracle E-Business Suite に存在するゼロデイ脆弱性(CVE-2025-61882)」
侵入経路 の根拠 / 出典

自分のシステムで確認すること

確認項目やり方
業務システムがインターネットから直接触れる構成になっていないかERP などの管理画面・業務画面は VPN や ZTNA の内側に置き、インターネット公開が必要な範囲を最小にする
委託先・クラウド事業者の緊急パッチ適用状況を把握できているか契約で緊急パッチの適用期限と報告義務を定め、KEV 掲載の脆弱性は適用完了を個別に確認する
パッチ前に侵入されていた場合の痕跡を調べたかゼロデイが公表されたら、ベンダーが出す IoC で過去ログを遡って調査する

利用者がやること

出典