なぜ漏れた不正アクセス・情報漏えいの原因と再発防止

株式会社カンバス

ユーザー情報を管理する「マイページ」のサーバーがランサムウェア被害、フレームワークの脆弱性から侵入

最終更新 2026-10-11

概要(公表された事実)

公表主体株式会社カンバス
業種情報通信業
経緯
判明: 2026-01-06
第1報: 2026-01-06
件数非公表
件数は非公表。暗号化されたファイルに DB のバックアップが含まれていたが、外部送信の可能性は「極めて低い」としている。1,000 件以上に該当しうるため個人情報保護委員会へ届け出
漏えいした情報住所、氏名
含まれない情報クレジットカード情報
二次被害身代金の支払いや攻撃者への接触は行っていない
報告先個人情報保護委員会、警察庁ランサムウェア被害通報窓口

分類

侵入経路既知の脆弱性
サーバーのシステムで使用しているフレームワークの脆弱性を利用して侵入された可能性が高いと公表。フレームワーク名・CVE・パッチ公開状況は公表されていない
MFA不明
委託先・SaaS 経由公表文では触れられていない
原因の公表度一部のみ公表
判定判定に必要な事実が非公表
根拠: 既知の脆弱性とされたが、パッチ公開日・侵入日が公表されていない(判定ルール)

根拠となる公表文の記載

「フレームワークの脆弱性を利用して侵入された可能性が高いと考えられます」
侵入経路 の根拠 / 出典
「侵入の原因となったフレームワークをアップグレードするなどの脆弱性対応作業を継続中です」
侵入経路 の根拠 / 出典

自分のシステムで確認すること

確認項目やり方
Web アプリのフレームワークを定期的に更新しているかフレームワークのサポート期限とセキュリティリリースを追い、メジャーバージョンが古いまま放置されていないかを四半期ごとに棚卸しする
DB のバックアップを Web サーバーから届かない場所に置いているかバックアップは別アカウント・別ネットワークの保管先に置き、Web サーバーからは書き込み専用か到達不能にする
Web サーバー上で書き込み可能なディレクトリを最小にしているかアプリが書き込むディレクトリ以外は読み取り専用にし、書き込み可能な場所からの実行を禁止する

出典