なぜ漏れた不正アクセス・情報漏えいの原因と再発防止

ホソカワミクロン株式会社

補助的に使っていたクラウドストレージのアカウントに不正ログオン、従業員・取引先等の個人データ 1,728 件が漏えいしネット上に公開

最終更新 2026-10-11

概要(公表された事実)

公表主体ホソカワミクロン株式会社
業種製造業
経緯
判明: 2026-02-02
第1報: 2026-02-03
件数最大 1,728 件
取引先等の関係者 257 件、従業員(退職者を含む)1,470 件、従業員の家族 1 件の合計
漏えいした情報氏名、性別、住所、メールアドレス、電話番号、生年月日、マイナンバー(従業員の家族1件)
二次被害流出した疑いのある情報の電子ファイルがインターネット上に公開されていることを 2026年2月15日に確認
報告先個人情報保護委員会、警察

分類

侵入経路認証情報の漏えい・悪用
攻撃者が漏えい又は推測された ID・パスワードを用いて、補助的に使っていたクラウドストレージサービス上の 1 つのアカウントに不正ログオンしたと考えられる(最終報)。どこから認証情報が漏れたかは公表されていない
MFA不明
委託先・SaaS 経由公表文では触れられていない
原因の公表度一部のみ公表
判定判定に必要な事実が非公表
根拠: 認証情報が使われたが、漏れた経路が公表されていない(判定ルール)

根拠となる公表文の記載

「攻撃者が漏えい又は推測されたID・パスワードを用いて本件サービス上の1つのアカウントに対して」
侵入経路 の根拠 / 出典
「インターネット上に公開されていることを確認いたしました」
被害 の根拠 / 出典

自分のシステムで確認すること

確認項目やり方
「補助的に」使っているクラウドストレージも ID 管理の対象になっているか情報システム部門が把握していない SaaS アカウントを洗い出し(CASB・経費精算・DNS ログから)、SSO 配下に入れるか廃止する
クラウドストレージのログインに MFA を必須にしているかID・パスワードだけでログインできるアカウントを残さない。共用アカウントは特に MFA と利用者の特定を必須にする
推測しやすいパスワードや使い回しを検知できるか漏えいパスワードリストとの照合(HIBP など)と、ログイン失敗の急増・見慣れない地域からのログインのアラートを入れる

出典